高パフォーマンス上位3銘柄 (成長枠)&インド株ファンド一覧

1位「HSBC インド・インフラ株式オープン
2位「シェール関連株オープン
3位「野村世界業種別投資シリーズ(半導体)
以上、過去3年パフォーマンス上位(2024年1月末現在)

 「つみたて投資枠」は、低コストの株式インデックスファンドのイメージが強く、しかも、現在の対象ファンド数はETF(8本)を加えても281本しかない。約6000本もある投資信託の中で、ごく一部の銘柄になっている。これに対し、「成長投資枠」は2月27日にも対象ファンドが1本追加され、一般の公募投信が1878本、ETF(上場投資信託)やREIT(不動産投資信託)など上場しているファンドが301本と合計2179本もある。(1)信託期間が20年以上、(2)ヘッジ目的以外でデリバティブを活用しない、(3)毎月分配型ではない――などの条件はあるものの、「つみたて投資枠」にある株式を中心にした資産構成であること、信託報酬率の上限などといった条件はない。このため、「成長投資枠」には「つみたて投資枠」にはない商品性の広がりがある。

拙者は今月からのポートフォリオ大幅変更半導体ファンドを外し、インド株ファンドは投資金額を縮小した所だ。(理由はリンク参照)

以前に2回、インド株ファンド一覧を取り上げているが、今年に入って低報酬ファンドが新たに設定されたりしているので、改めて一覧にまとめてみた。

インド株ファンド一覧(23本)- 2024.3.2投稿 -
説明は「新NISA対応状況・信託報酬・ベンチマーク・通貨ヘッジ」の順(🈟は今年設定)
3グループに分け、それぞれ信託報酬順に並べてみた。尚、今回より、リンク先を証券会社ではなく日経に変更。

▼ハイリターン

農林中金-NZAM・レバレッジ インド株式2倍ブル
  新NISA対象外・0.88%・Nifty50指数先物の2倍・ドル建てヘッジ有

イーストスプリング・インド・インフラ株式ファンド
  成長枠・1.9497%・なし・ルピー建てヘッジなし

HSBC インド・インフラ株式オープン
  成長枠・2.09%・なし・ルピー建て?ヘッジなし

ベンチマークが指数(合成指数・先物を除く)

三井住友TAM-SMTAMインド株式インデックス・オープン
  成長枠・0.308%・Nifty50指数・ルピー建てヘッジなし

🈟 三菱UFJ-eMAXIS インド株式インデックス
  成長枠・0.44%・Nifty50指数・ルピー建てヘッジなし

SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド(サクっとインド株式)
  成長枠・0.4638%S&P BSE SENSEXインデックス・ルピー建てヘッジなし

auAM Nifty50インド株ファンド
  成長枠・0.4675%・Nifty50指数・ルピー建てヘッジなし

iFreeNEXT インド株インデックス
  成長枠・0.473%・Nifty50指数・ルピー建てヘッジなし

NEXT FUNDS インド株式指数・Nifty50連動型上場投信(1678)
  成長枠・1.045%・Nifty50指数・ルピー建てヘッジなし

JPMインド株アクティブ・オープン
  新NISA対象外・1.98%・MSCIインディア・インデックス・ドル建てヘッジなし

▼その他

ピクテ-iTrustインド株式
  つみたて枠/成長枠両方・0.9828%・なし・ルピー建てヘッジなし

イーストスプリング・インド・コア株式ファンド(愛称:+αインド)
  成長枠・0.9905%・なし・ドル建てヘッジなし

ダイワ・ダイナミック・インド株ファンド
  成長枠・1.848%・なし・ルピー建てヘッジなし

ダイワ・インド株ファンド(パワフル・インド)
  成長枠・1.848%・なし・主にルピー建てヘッジなし

ダイワ・インド株式オープン-ガンジスの恵み-
  新NISA対象外・1.848%・なし・主にルピー建てヘッジなし

SBI・UTIインドファンド
  成長枠・1.854%・なし・主に円建て?ヘッジなし

イーストスプリング・インド株式ファンド(3ヵ月決算型)
  成長枠・1.9497%・合成指数・ルピー建てヘッジなし

ドイチェ・インド株式ファンド
  新NISA対象外・1.975%・合成指数・主に円建て?ヘッジなし

●【投稿時販売停止】三井住友DS-高成長インド・中型株式ファンド
  成長枠・2.0505%・なし・円建て・一部ドル建て?ヘッジなし

●【投稿時販売停止】三井住友DS-高成長インド・中型株式ファンド(年1回決算型)
  成長枠・2.0505%・なし・円建て・一部ドル建て?ヘッジなし

T&Dインド中小型株ファンド(愛称:ガンジス)
  成長枠・2.051%・なし・ドル建てヘッジなし

One-新光ピュア・インド株式ファンド
  成長枠・2.06%・なし・主に?ドル建てヘッジなし

アムンディ・りそなインド・ファンド(マハラジャ)
  成長枠・2.17%・なし・主にドル建てヘッジなし

インド株ファンド再考

拙者は新NISAの積立開始時から、次の2つのインド株ファンドを選定している。

ピクテ-iTrustインド株式
イーストスプリング・インド・コア株式ファンド(愛称:+αインド)

今月から投資金額を減らしたとは言え、継続予定には変わりない。
+αインド」に関しては、当初選定するにあたって、インフラに特化したハイリターン銘柄「イーストスプリング・インド・インフラ株式ファンド」にするか、消費関連とインフラが半々の「+αインド」にするか迷ったが後者を選定して現在に至る。

現在の二本立てを見直して、前述のハイリターン銘柄を更に凌ぐ「HSBC インド・インフラ株式オープン」と、手堅い?指数ベンチ銘柄の二本立てに乗り換えるか考え始めた所だ。
それに、為替ヘッジ用ファンドの同時運用を前提としてる為、ヘッジファンドの負のパフォーマンスに足を引っ張られるリスクもある。
なので、ハイリターン銘柄をヘッジファンドなしで運用し、為替差損が出たとしても中長期運用でそれを上回るパフォーマンスが得られる事に期待するかだ。
この場合の二本立て運用では、もう1つもヘッジファンドなしにする為に、主に円建てと思われる「SBI・UTIインドファンド」が良いかもしれない。

今年に入ってNifty50指数ベンチ低信託報酬の「三菱UFJ-eMAXIS インド株式インデックス」が設定されたりしており、低信託報酬の指数ベンチファンドが充実してきている。
拙者はSBIで新NISAをやっているが、「三菱UFJ-eMAXIS インド株式インデックス」の取り扱いがまだない。。類似銘柄の「SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド(サクっとインド株式)」と競合するからだろうか。