積立などの投資を行っているユーザーにとって通信障害が困るのはさることながら、プライベートや仕事でスマホやタブレット、PCを使っているユーザーにも必見のテーマです。
データ通信に音声通話2回線(1回線はかけ放題)を合わせて、ひと月のスマホ基本料金をかけ放題込みで二千円台で実現します!
1. 通信障害の実態と対策
1.1 近年の大規模通信障害
2018年12月:約4時間半(ソフトバンク)
2021年10月:約29時間(NTTドコモ)
2022年7月:約61時間半(KDDI)
※音声通話・データ通信が使いづらい事例
1.2 対策の考察
スマホがキャリア(通信会社)の障害で何時間や何日も使えなくなくなった場合に備えて、リーズナブルでありながら、いざとなればしっかり機能するスマホ1台での2社契約(ドュアルSIM)を考察します。
また、タブレットやPCのネット接続回線がビジーになった時のテザリングも担保します。
テザリング:スマートフォンなどのモバイル回線を利用して、タブレットやPCなどの機器をインターネットに接続できるようにする機能
実際にメインで使っているキャリアで障害が起こった場合、もう一方のキャリアを使うわけだが、メインではない方は、データ通信料のプランが最低限であったり、低速プランであったりする為、データチャージや高速チャージが必要となる場合が多くなります。
1.3 いざという時にすぐに使えないと意味がない
データチャージで問題となるのは、データを使い切ったタイミングですぐにチャージや反映ができない場合が結構あります。
そうなると、データチャージが反映されるまでの間は32kbpsなどの低速モードとなり、仕事でのLINEやり取りでは、もたつきながらもメッセージ交換はできても、画像の送受信ができなかったりしますし、スマホによるQR決済は行えても非常に時間がかかったりします。(因みにおサイフケータイは通信速度とは無関係です)
また、投資では売買や積立注文が思うようにできなかたったりと、非常に困るわけです。
幸いオートチャージがある事業者やプランであればまだ良いのですが、オートチャージの回数は有限であり、回数を使い切った後の問題が懸念されます。
1.4 すぐに使えない具体例
▼ au
8時から21時にデータチャージを開始するとすぐに利用できます。それ以外の時間帯に手続きを行う場合は、翌日8時から利用できます。
▼ UQモバイル
データチャージサイトでは、毎日9時に前日分の情報が反映されます。
▼ My SoftBank
午後9時以降に「オートチャージ設定の変更」または「オートチャージ上限回数の変更」を行うと、翌日の午前7時30分に反映されます。
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尚、データチャージ後、数分など短時間で反映されるとしている場合でも、そもそもデータを使い切らないとチャージを申し込めなかったりもしたり、更には、閉じられているチャージ申込が、データを使い切った直後にすぐ開くとは限らないという懸念もあります。
また、チャージ容量が1Gのみであったり、使い切る度に申し込みが必要となったりするのもネックです。
因みにHISモバイルは1G単位で、同一請求月内の初回は使い切らないとチャージを受け付けませんが、同一請求月内の2回目以降は使い切る前にチャージを受け付けてくれます。
これらの問題を解消(緩和)できて、しかも安いプランを考えたので次項で紹介します。
2. コスパ最強?プラン
2.1 第一候補(音声通話2回線)
HISモバイル 7G 990円(docomo)
マイそく32kbps 250円(softbank or au)
マイそくかけ放題 1210円
合計2450円/月
<運用方法>
普段のデータ通信はHIS(高速)を利用。
HISで障害が発生した場合は、申し込み後すぐに使えるマイそくの「24時間データ使い放題」(高速チャージ)で対応します。
また、HISでデータチャージが必要になった場合は、HISの初回データチャージがスムーズに行えなかったりするので、繋ぎでマイそくの「24時間データ使い放題」を活用する手もある。(何がスムーズではなのか「3.4」で触れています)
タブレットやPCのネット回線ビジー時はHISの残容量や「マイそく+24時間データ使い放題」を使ってテザリングします。
<補足説明>
・データ通信が7Gもいらないという場合は、1Gや3Gのプランがあるので、もっと安くなります。
・逆に7Gで足りない場合は10Gが1340円/月なので、それでも合計2800円/月です。(更に上は20G・30Gがある)
・通信速度が中速でも良ければ「第二候補」のデータ使い放題を組み入れたプランを選択する手もあります。
2.2 第二候補(音声通話2回線)
HISモバイル 1G 550円 (※100M 280円)(docomo)
マイそく1.5Mbps 990円(softbank or au)
マイそくかけ放題 1210円
合計2750円(2480円)/月
※HISの音声通話付1Gプランはデータ使用料が100M(0.1G)以下なら自動的に280円を適用
<運用方法>
普段のデータ通信はマイそく1.5Mbps(中速・平日12時台低速)を利用。(平日12時台はHISを利用)
マイそくで障害が発生した場合はHISで対応するが、HISが低用量であるが為に早期に必要となるかもしれない初回データチャージがややネックとなる。(何がネックなのか「3.4」で触れています)
タブレットやPCのネット回線ビジー時はマイそくを使ってテザリングします。
そのマイそくの平日12時台の低速制限時に使いたい場合や3日間10GB制限がかかった場合、中速(1.5Mbps)に不満な場合はマイそくの「24時間データ使い放題」(高速チャージ) で対応。
<補足説明>
・マイそくの平日12~13時低速制限時(32kbps)はHISの高速データ通信使用で快適です。
・平日12時台にマイそくとHISを切り替えて使うのが面倒であったり、マイそくの中速データ通信に不満な場合は「第一候補」が良いでしょう。
また、速度の不満のみであれば、プラス1210円/月でマイそく3Mbps(平日12時台低速)にする手もあります。
・タブレットやPCへのテザリング運用は、平日12時台の低速制限の不便さを除けば、マイそくの10GB制限がかからないデータ使用料である限り、高速チャージの必要がなく手間いらずです。
2.3 共通事項
▼ データ通信はHISモバイルが安く、音声通話かけ放題はマイネオが安いので、この2社の組み合わせとしています。
▼ マイそくの「24時間データ使い放題」(高速チャージ) は、いつでも申し込めて申込後すぐ使えます。(これが非常に大事)
▼ 音声通話の予備が必要なければ、HISの方をデータプランにすれば少し料金が下がります。(HIS100G以下時は逆に高くなります。マイそくはそもそもデータ専用プランがありません。)
▼ かけ放題も必要なければ1210円/月安くなります。
▼ 最初に第一候補で始めて、プラン変更で第二候補に切り替える事は出来ますが、その逆は出来ません。
マイそくの32kbpsプランは他のプランから変更はできないので、第一候補の32kbpsから第二候補の1.5Mbpsなどに変更すると第一候補に戻れなくなります。(戻るにはマイそくを一度解約して契約し直しとなる)
▼ マイそくのsoftbankはeSIM未提供です。(docomoとauはeSIM選択可)
▼ 次のような場合は楽天モバイル(3,278円)が良いかもしれません。
・高速通信で20GB以上使いたい
・3日間の10G制限を気にしたくない
・通信速度制限にかかりたくない
・通信速度維持の為のチャージが面倒
・契約通信会社2社間の切り替えが面倒
3. おわりに
3.1
拙者はHISモバイルやマイネオの回し者ではありません。
いざという時のバックアップ体制を維持しながらコスパを追求した結果が単純にこの2社の組み合わせだったのです。(HISモバイルはデータ繰り越しがないのが惜しい)
尚、拙者は自営業の為、プライベートの電話番号と分けたいのと、いざと言う時の予備回線も持ちたいので、音声通話は2回線とし、よく使う仕事用の方をマイそくで「かけ放題」にしています。
昔と違い公衆電話がそうそう見つからない状況下で、出先で急に電話をかける必要に迫られる事もあるかと思います。
音声通話は1回線で十分というユーザーでも、HISをデータ通信プランにしても基本料金は最大で250円/月しか下がらず、場合によっては基本料金が最大で200円上がる事もあるので、予備の音声通話回線を持つのも悪くはないと思います。(マイそくはデータ専用プランがなく、音声通話が付いてきます)
実際の運用はユーザー自身でよくお調べになり、プラン内容が変わっていないかなどよくご確認の上、自己責任でお願いします。
また、いざとなれば迅速に「24時間データ使い放題」が使えるようにする為、「mineoアプリ」のダウンロードと「課金ロック解除」を事前に行っておきます。
タブレットやPCからも申し込みできるように、IDやパスワードを出先でも分かるようにしておきます。
普段「24時間データ使い放題」を使わないユーザーでも198円をケチらず、年に一度は予行訓練をmineoアプリやブラウザから行えば、備えあれば憂いなしとなります。

PCからの申込画面

マイそく24時間使い放題でPCをテザリング
以下、関連事項うんちくです。
3.2 データ通信が容量上限に達してもすぐには低速にされない!?
▼ HISモバイルの場合
公式に次のように公表されています。
<質問>
1GBチャージしたと同時に、データ量が減少していました。どうしてですか?
<回答>
1つのセッションで設定容量上限を超えてもセッション終了時まで、通常速度で通信が可能になります。
追加チャージした場合、前回のセッションで、上限を超えて使用した容量分が充当されて差し引かれるため、チャージと同時に容量消費に繋がってしまいます。
▼ マイネオ(マイそく)の場合(出典:アシタマガジン)
3日で10GB以上使ったときの制限はいつ解除される?
速度制限は10GBを超過した翌日に実施され、翌々日の朝に解除されます。
速度制限がかかると積算通信量がリセットされ、制限当日から再度カウントが始まります。
仮に1日で10GB以上使った場合でも、速度制限がかかるのは翌日から翌々日の朝にかけてです。
速度制限が実施される時と解除される時はメールで案内が届きます。
なお、2日間で7GB以上使った場合にはアラートメールが届くのでうまく活用してください。
3.3 鬱陶しい広告が表示されないブラウザ「Brave」で月々のデータ使用料を節約
拙者が実際に使っており、ブログなどでも広告をシャットアウトしてくれるので非常に便利です。(Android、iOS、Linux、macOS、 Windows10以降に対応)
3.4 料金の締日やプラン変更日は要注意
月額使用料の締日は月末が多いように思いますが、HISモバイルは開通日基準で変わります。筆者は元々OCNモバイルONE(現在はドコモに吸収)を使っており、開通日に関係なく月末締めでした。
てっきりHISも月末締めかと思い込んでいて、OCNからHISにMNPして開通する見込みが月末だったので、HISを1Gプランで申し込んでいました。(拙者は1カ月間で数G使用)
実際に使い始めてから、拙者の締め日は毎月25日である事に気づき、次月締め日まで1カ月近くあり、1Gではとても持たない状態だったのです。
それで、データチャージをしようと思った所、まだ申込時の1Gの残量があって申し込みできないのです。(今まで使っていたOCNでは、たまたまデータチャージの経験がありませんでした)
いよいよ深夜に1Gがなくなり、データチャージを試みましたが、まだチャージ申込が出来る状態になっていないのです。
その日は諦めて寝ましたが、朝起きてリトライした時には申し込める状態になっていました。
HISはどれくらいの時間で申し込めるようになるか分かりませんが、この経験がこの記事を書くきっかけになったのです。
因みにHISは、同一請求月内で2回目以降のデータチャージであれば、データを使い切る前でもチャージを受け付けてくれます。
PS
プラン変更の締め切り日も事業者によって違いがあります。OCNは月末の1日前23:59:59迄ですが、HISは締め日当日の20時迄です。