株価調整局面と弱気相場の定義

日米共に株価が絶好調だが、真逆の話題になります。

52週の高値から終値が10%以上下落すると「調整局面」、20%以上下落すると「弱気相場」に入ったと定義されます。

この絶好調の中、気にもしない話題かもしれないが、その記事を見かけたので取り上げてみた。

 株式市場では一般的に、直近または52週の高値から終値が10%下落すると「調整局面」、同じく20%下落すると「弱気相場」に入ったと定義されます。

▼ちょっと古いがS&Pの具体例も入った記事

株価の調整局面とは、個々の株式または株価指数の価格が、52週間の最高値から10%下落したことを指します。

株価調整の歴史

株価の調整局面とベアマーケット(弱気相場)の違い

株価の調整局面とベアマーケット(弱気相場)との違いは、価格の下落の程度です。株価の調整局面では価格は52週間の最高値から約10%下落する必要がありますが、弱気市場では株価が20%以上下落することがあります。また、平均的な株価調整が続くのは2カ月未満である傾向がありますが、ベアマーケットはずっと長く続くことがあります。

最後の重要なベアマーケットは、2008年の金融危機の際、S&P 500が56%以上下落し、517日間続いた間にありました。