週明け、株価3万9000円割れ&更に円高進行か ! ?

8日シカゴ日経平均先物が※3万8785円となっており、その流れを引き継いで週明け11日の日経平均は3万9000円を割り込んでくるのではないか?(既にNT倍率サヤ取りは利確してしまったが・・・後述)

また、ドル円FRBのパウエル議長証言と日本のゼロ金利解除が近いとの観測のWパンチで円高が進んだ。
更なる円高も十分あり得えそうで、株価にも悪影響が出そうだ。(拙者が昨年から言っていた「さしずめ円安終焉濃厚」がやっと現実味を帯びてきたわけだ)

※前日比745円安・円建て6月限・清算

NT倍率サヤ取りで一昨日利確+1万3,774円

先月2/26にNT倍率の急騰に気づき、NT倍率が下がると利益が出る方法で仕掛けたわけだが、その後、日経平均(≒日経平均先物)の更なる上昇に伴って、NT倍率が上がり、一時はマイナス3万円位まで損失が膨らんだ。(ちょっと仕掛けるのが早かった汗)

NT倍率

仕掛けて11日後の3/8金は日経平均(≒日経平均先物)が少し下がり、それにつられてNT倍率も下がり、プラスの収支となっていた。

また、直近までNT倍率の下降傾向が続いており、またいつ上昇傾向に反転するか分からず土日を跨ぐのはリスクと考え、当初の想定利益(2~3万)よりかは少ないが先物ナイトセッションのザラ場で手仕舞いを決意したというわけだ。

手仕舞いしていなければ、表題の通り更に日経平均の下落が予想され、そうなるとNT倍率も更に下がり、利益2~3万が視野に入ったのだが、8日(金)夜手仕舞い後の深夜にどんどん先物が下がっていった結果、このような情勢になったのであり、金融投資なんぞそんなもんである。

まあ、利益はショボい金額だが、新NISAとiDeCoで月数万円程度の積み立てを行っている拙者にとっては然程安い金額というわけでもない。(ちなみにこのブログは新NISAなどの積み立てが主題)

余談-「シカゴ日経平均先物」ドル建てと円建て

上記記事ではドル建てを使ったが、円建てもあるので掘り下げてみた。

円建ての取引高は、2004年の取引開始から順調に増えている。一方、先に取引が開始されたドル建ては、2009年あたりから主役を円建てに奪われ、以降2012年末にかけて取引が低迷した。しかし、2013年に入ったあたりから、取引が盛り返している(図表1)。CMEによれば、両者間でのスプレッド取引の機会が拡大したことが、この背景にある(※1)。